リジェのキャンプブログ

たぶんキャンプブログだった・・・

瀬戸内海小さく一周自転車旅第2弾1日目(2023/1/3)

2022年の年始は尾道からしまなみ海道で四国に渡り、小豆島を経由して本州に戻る4泊5日の自転車旅を行った。

ligier.hatenablog.com

2023年の年始も4泊5日の旅をしたいと思い、別ルートで瀬戸内海を小さく回るルートを回ってきた。

 

今回のルート

地図上の赤い線はざっくり瀬戸内海の範囲。

2022年は青いルートを反時計回りに回った。

2023年は九州も通る緑のルートにした。

最初は関門海峡を渡るルートも考えたが、キャンプ場の位置やチェックイン時間、観光する時間を考えると4泊5日では厳しかったので、国東半島から徳山にフェリーでショートカットするルートとした。

 

おおまかな日程は以下のような感じで、初日のみ200kmほど走り、後は100km前後を走る計画とした。

 

【1日目】

 実家からしまなみ海道経由で四国に渡り、佐田岬の途中まで

【2日目】

 佐田岬の三崎港から大分県の佐賀関港までフェリーで渡り、別府湾の北側まで

【3日目】

 国東半島を回り、竹田津港から山口県徳山港へフェリーで渡り、笠戸島まで

【4日目】

 陸路で広島県へ戻り、宮島へ渡る

【5日目】

 実家まで戻る

 

しまなみ海道

6:04

今年もここからスタート。

といっても実際は実家を5時前に出発して、ここまで25kmほど走ってきている。

ここまでは気温が氷点下だったが、この旅でこれ以降は氷点下まで下がることはなさそうだったので、かさばる厚手のグローブは持ってこなかった。

さすがにそれだとここまで手が耐えられないのでダウンシューズを手にはめるという技でしのいだ。

 

尾道からしまなみ海道最初の島である向島へは短いが渡船で渡る。

尾道大橋は自転車も一応通れるが、しまなみ海道の自転車ルートとしては渡船で渡ることが推奨されている。

渡船はいくつか会社があり、いつも利用している福本渡船が通常は朝6時から営業しているはずなのでその時間に合わせて来てみたら、この日は正月用の営業時間で8時から営業開始になっていた。

仕方ないので別の渡船乗り場に行ってみると尾道渡船は営業していたのでこちらで渡ることにした。

ちなみに福本渡船は人+自転車で片道70円だが、尾道渡船だと110円になる。

 

6:48

やっと夜が明け始める。

 

多々羅大橋に向かう道で「オタフクソース」と「おたふく手袋」の看板がコラボ。

2つの会社は系列企業というわけではないはずだがロゴが似ている。

 

8:19

生口島大三島の間で愛媛県に突入。

県境は定番の撮影スポットなので人がいないタイミングで素早く撮影を済ませる。

 

大三島の道の駅にある「サイクリストの聖地」の碑

 

近くにこれから向かう佐田岬の方角が示されていた。

 

8:52

大三島から伯方島に渡る「大三島橋」。

1979年に本州四国連絡橋として最初に開通した橋で、唯一のアーチ橋。

 

9:05

伯方島と大島の間にある「見近島

徒歩と自転車と原付は橋から降りることができる無人島で、無料のキャンプ場がある。

3年前に初めてのソロキャンプはここでやった。

無人島なのにコンビニまで徒歩20分ほどだ。

 

9:43

大島を抜けて、四国へ渡る最後の橋、「来島海峡大橋」。

正確には一本の橋ではなく第一から第三まで三つの橋から成っている。

 

四国上陸

9:59

尾道から4時間弱で四国に上陸。

まだこの日の行程の半分にも到達していないのでどんどん進む。

 

松山市北条の海上300m程の場所にある「鹿島」。
往復210円の渡船で渡ると島にあるキャンプ場は無料で利用できる。
ここも一度利用したことがあるが、日帰りで釣りをするために渡る人が結構いた。

 

今回、松山から先は自転車では初めて訪れる場所。

時間があれば松山も観光したいところだが、時間の余裕はないので遠くから松山城を眺めただけ。

道後温泉もスルー。

 

四国一周サイクリングのスタート地点であり、0kmモニュメントがある愛媛県庁。

四国一周はそのうちやってみたい。

 

松山から佐田岬の方へ走っていると海上に観光スポットっぽい岩があった。

綱掛岩」というきれいな夕焼けが見れる場所らしい。

あとで見たら近くにライオン岩というのもあるらしいが気づかなかった。

 

佐田岬

佐田岬へ入るとあまり店がなさそうだったので、手前の保内という所で買い出しを済ませてから佐田岬へ突入。

佐田岬は日本一細長い半島らしい。割と起伏が大きく、半島の中心の高い位置をメロディーラインと呼ばれる快適な国道197号が通っている。

昔は海岸沿いの細い道しかなく、半島の先まで行くのは大変だったようだ。

そのうちその辺りを通りながら佐田岬一周もしてみたい。

海岸沿いに沿って走ると一周150km以上ありそうだ。

 

17:31

すっかり暗くなってきたころに、「道の駅 伊方・きらら館」に到着したがもう閉まっていた。

 

道の駅から間もなく、この日宿泊するキャンプ場がある「亀ヶ池」が見えてきた。

海のようにも見えるが、海とは隔たれた潟湖だ。いつごろできたかは不明で、1600年頃は海だった記録があるらしい。

キャンプ場まではここから150m程の高低差を下った場所にある。明日はいきなり登り返さなければいけないと思うと気が滅入る。

この日のキャンプ場は「亀ヶ池公園キャンプ場」という所で、名前の通り亀ヶ池のほとりにあるキャンプ場だ。

キャンプ場としては仮営業中ということで、予約は必要だったが、料金は無料だった。(2023/3/30現在も無料で仮営業中)

管理人もおらずチェックイン時間の制限がないため、長距離を走る初日のキャンプ地として都合が良かった。

 

17:52

キャンプ場に到着するころにはすっかり暗くなってしまった。

急いで設営しようとするが、異常に風が強く設営は多少手間取った。

全く知らなかったが佐田岬は日本有数の風の強い地域らしい。

なので発電用の風車がたくさんある。

 

Windyを見てみると、関門海峡を抜けた風が佐田岬に集まって来ていて風が強くなりそうな流れをしていた。

キャンプ場は隣に亀ヶ池温泉という温泉施設があるので、温泉に入ってこの日は終わり。

 

2日目につづく。

ligier.hatenablog.com