リジェのキャンプブログ

たぶんキャンプブログだった・・・

瀬戸内海小さく一周自転車旅第2弾2日目(2023/1/4)

瀬戸内海を回る自転車旅の2日目です。

2日目は佐田岬半島の先端近くにある三崎港から九州大分の佐賀関にフェリーで渡り、別府湾の北側まで移動して行きます。

 

1日目はこちら↓

ligier.hatenablog.com

 

亀が池公園キャンプ場

7:34

2日目の開始。

この日はまずここから23km先にある佐田岬半島先端近くの三崎港へ移動して、9:30のフェリーで九州に渡る。

 

その前にちょっとキャンプ場を紹介。

これがサイト全景。

それほど広くはないが、一応予約で人数制限されるのでスペースは十分ある。

右側にある建物が温泉。

左側に洗い場があるが明かりがないのでライトは必須。

 

こちらがトイレ。

割ときれいだったと思う。

 

キャンプ場入り口側。

この日は自分以外に3組いた。

 

温泉の入り口はキャンプ場とは反対側にある。

料金は500円と安め。

 

朝から軽くヒルクライムして国道へ戻ってきた。

 

 

8:29

港がある佐田岬半島の先端方面へ向かう。

途中ギリシャ神殿風の建物があった。

瀬戸展望休憩所」という休憩所だがやたら立派な建物だ。

なぜこのデザインなのかは不明。

 

ここ伊方町ノーベル物理学賞を受賞した中村修二博士の出身地ということで記念碑があったり、展望台の中に少し展示があったりする。

 

展望台からはこれから進む佐田岬半島が見渡せて眺めがいい。

 

三崎港

8:56

1時間半ほど走って三崎港に到着したが、出航の9:30までは少し時間があるのでチケットだけ購入して少し周辺をぶらつく。

 

三崎のアコウと呼ばれる、国の天然記念物に指定されている巨木。

大正10年に四国初の天然記念物に指定されたとか。

 

港の目の前にじゃこ天も売っているおみやげ屋があった。

じゃこ天愛媛県南予地方の特産品ということだが、これをカツにしたのがじゃこカツ

 

出航前にちょっと食べるのにちょうどいい

 

これからのるフェリーが着岸するところを眺めるのも面白い。


ここ三崎港から九州大分の佐賀関港までは1時間10分と九州、四国間では最短の経路になっている。

運賃は大人1人片道1200円と自転車は追加で700円かかる。

運航は国道九四フェリーという会社が行う。

九州・四国で九四フェリーだが、三崎・佐賀関間のフェリー航路は国道197号に指定されているので紛らわしい。

 

自転車が一番最初に案内されたので一番乗り。

 

正月仕様になっていた。

 

通常のシート席。

 

雑魚寝できるスペース。

 

テーブル付きの対面シート。電源付き。

フェリーの外観はちょっと古そうな見た目だが内装は新しそうだった。

 

前方にある、カウンター席。ここも電源付きだった。

 

個室は別料金。

展望席も別料金。

どんな席か気になる。

 

 

9:34

いよいよ出航。

新たな土地に向かうわくわく感がいい。

 

三崎港から佐田岬半島の先端まではまだ10km以上あるので、しばらく半島に沿って航行する。

海から見ると起伏の激しい地形であることがよく分かる。

 

佐田岬半島の先端にある佐田岬灯台
もうちょっと時間に余裕があればここまで来たかった。

長旅なのでカウンター席を確保してバッテリーを充電しておく。

今回の旅ではモバイルバッテリーはこの20000mAのバッテリー1個でしのいだ。

 

 

佐賀関港

10:36

あっという間に九州。

 

10:52

自転車では初九州上陸。
こういう開き方をするフェリーは初めて見たが、なんかカッコいい。
開閉するところを見てみたい。

 

早速別府・大分方面へ進む。

 

少し進むと国道脇にあった歩行者用のトンネルが気になってそちらへ行ってみる。

 

なんか廃線跡っぽいなと思っていたら、昭和38年に廃止された「日本鉱業佐賀関鉄道」の廃線跡だった。

 

現在は歩道やサイクリングロードになっている。

帰ってから調べてみると割と遺構が残っているようだった。

ちょっと調べてから再訪したいところだ。

 

11:17

途中で「道の駅さがのせき」があり、関サバや関アジの丼ぶりが気になったが時間が少し早かったのでスルーしてしまった。

あとからここで食べておけばよかったと後悔。

 

サイクルロードの終端に廃線跡の説明が少しあり。

 

この道は坂本龍馬も通った佐賀関街道(関往還)の一部でもあるようだ。

旧街道を歩くのも面白いなと思ったりする。

 

大分市街地

12:00

大野川を越えて大分市の中心部に近づく。

 

12:40

大分市中心部にある府内城跡。

 

日本100名城の1つであり、大分城址公園として整備されている。

あまりゆっくり見る時間もなかったので周りをぐるっと回ってみただけ。

 

13:03

大分市を抜けて別府に向かう片側3車線の快走路。

奥に見える山は何という山だろうか?

頂上からは別府湾がきれいに見えそうだ。

 

13:15

田ノ浦ビーチという人口のビーチ。

 

冬なので人は少ないが、近くに水族館もあるので夏場は人が多そうだ。

 

別府

13:50

別府市街地に入りこちらに立ち寄る。

やよい天狗」という巨大な天狗の神輿。

 

4月の別府温泉祭りに神輿として担ぐらしい。

 

続いて「別府タワー」。

後で調べてみると名古屋テレビ塔通天閣に続いて、1957年に日本で3番目に建てられた高層タワーらしく、登録有形文化財になっているということだった。

その場ではそれほど気にも留めなかったが、こういった情報を知ると登ってみたくなる。

 

14:28

そして別府といえば温泉。

その中でも国指定名勝にもなっている「地獄めぐり」が有名。

地獄めぐりは7つの地獄があるが、全部回っている時間は無かったので一番インパクトがありそうな「血の池地獄」に行ってみた。

 

本当に赤い。

地中から湧き出る粘土が鉄分を多く含んでいるため赤くなっているようだ。

 

ちなみにここへ温泉として入れるわけではないが、無料の足湯がある。

 

ここから湧き出る粘土から作られている「血の池軟膏」。

皮膚病に効くらしい。

 

ちょっと高い位置から見れる撮影スポットがあるが、湯気が多くてきれいに見えなかった。

 

お土産物屋には地獄系の辛いものがづらり並ぶ。

2日目で大きいものは買えないので一味をお土産に買って帰った。

 

 

キャンプ場へ

16:04

2日目のキャンプ地は別府湾の北側、杵築(きつき)市にある海沿いのキャンプ場。

杵築市に入ると杵築城という城があった。

 

少し時間に余裕があったので行ってみる。

 

こちらは1970年に造られた模擬天守で中は資料館になっているらしい。


海が近い。

 

16:40

キャンプ場に到着。

この日のキャンプ場は「野遊び浜キャンプ場」という所。

 

サイトは海沿いで砂浜の上に芝生が植えられている。

 

洗い場はちょっとおしゃれ。

 

17:01

すぐに陽が沈む。

 

 

設営後買い出しに出かけてみたら杵築城がライトアップされていた。

 

この日の夕食は海なので海鮮丼にしてみた。

 

2日目のルートはこんな感じで合計118kmでした。

 

これで2日目は終わり。