年末寄り道旅の続きです。
2日目は小豆島だけです。
1日目の記事はこちら↓
銚子渓
7:48
2日目の朝、今回は1泊のみなので荷物をまとめて早速最初の目的地の「銚子渓」に向かう。
銚子渓はお猿の国として有名だが、小豆島を代表する景勝地でもある。
銚子渓は馬越から寒霞渓に至る「寒霞渓スカイライン」の途中にある。
寒霞渓へのヒルクラムルートは東西南北4ルートがあり、この寒霞渓スカイラインと呼ばれる西側のルートが一番きついらしい。
初めて寒霞渓へ行った時、何も考えずこちらから登ったが確かにきつかった。
西ルートはこの辺りの眺めが良い。
西ルートはこの標識から四方指までの約4Kmが10%以上の登りが続くきつい区間。
8:50
しかし今回の目的地の銚子渓は先ほどの標識からすぐの場所なのできつい区間に入る前に終わる。
ということでお猿の国のチケットを購入して入園。
猿を見たいわけではないが銚子渓の展望台は園内にあるため、お猿の国に入る必要がある。
料金は大人1人450円。JAF割引などで420円になる。
さっそく猿だらけだがとりあえず展望台へ向かう。
なんだか岩と猿の見分けがつかない。
右が展望台。
途中、大野手姫神社という小さな祠がある。ここも右に行く。
すぐに見晴らしのいいところに出る。
展望台付近はごつごつした岩場。
既にいい眺めだ。
展望台からは本州まで見渡せる良い景色。
展望台の先にも行けるのかと思って見たら道が続いていたので行ってみる。
古そうな手すりがあり、昔は遊歩道だったような雰囲気。
しばらく進むと崩れた祠のような跡があった。
祠跡の先にも道は続いていた。
9:21
この辺りが終点。
現在地はここ。
この先にも下る道がありそうだった…
そういえば寒霞渓スカイラインの途中に登れそうな場所があったような…
9:42
下ってきたらお客さんも結構入って来ていた。
孔雀もいる。
こちらは以前あった小豆島孔雀園にいた孔雀らしい。
モンキーショーはやっていなかった。
蛙子池
9:57
銚子渓の駐車場から奥に入ると「蛙子池(かえるごいけ)」へ行ける。
蛙子池は農林水産省選定のため池100選にも選ばれている、1686年に造られた小豆島最大のため池。
このため池の完成を祝って催された芝居が肥土山の農村歌舞伎の始まりとか。
水はかなり少ない状態だった。
桜がキレイな場所ということなので桜の時期にまた訪れてみたい。
10:23
林道を通って中山に下ってきた。
中山の農村歌舞伎舞台は修復中。
農村歌舞伎もいつか見に来てみたい。
弘法の滝護国寺
10:39
次は殿川ダムの上流へ向かう。
「新中山池」、「中山池」と辿って、「弘法の滝護国寺」に到着。
なぜか小豆島八十八ヶ所霊場には含まれていない。
難病も治る水とか。
飲めますよと。
奥へ行ってみると岩に大きな梵字が書かれていた。
「阿吽の岩」と呼ばれる岩の門。
奥にある鎮守堂。
横に滝がある。
分かりにくいが、龍の口から水が出ている。
千畳ヶ岳
12:50
島の北東にある吉田に移動。
今回の旅の最後はひょっこり飛び出した岩山「千畳ヶ岳」へ登る。
下にある建物は「オートビレッジYOSHIDA」というキャンプ場の管理棟で、温泉施設もある。
千畳ヶ岳の東に連なる山。
左が「吉田富士」で右が「吉田山」。
今回は行けなかったがそのうち行ってみようと思う。
早速千畳ヶ岳に向かう。
最初の入り口がかなり分かりずらく、道路脇の何も案内がない所へ入っていく。
一番迷うポイントはここだったかもしれない。
しばらく進むと獣除けの柵があるのでここを開けて先に進む。
途中、砂防堰堤を横断する。
道ははっきりしないが、最初の入り口以外はピンクのテープを目指していけばいいのでそれほど迷うこともない。
しばらく進み岩場区間が始まると所々にロープがあるが、ロープに頼らなくても登っていける。
この辺りからかなり楽しくなる。
この辺はちょっと怖いポイントかもしれない。
あまり覚えていないが写真の見た目ほど怖い場所ではなかったと思う。
ロッククライミング向きの山なので、岩壁にはアンカーが残っている。
これは山頂付近を撮ったものだったか?
13:29
山頂に到着。
吉田富士、吉田山方向。
うまく全体を撮った写真が無かったが、山頂は大きな岩の上の平場になっている。
眺めも良く、1日ここでのんびりしたくなる場所だった。
小豆島の千畳ヶ岳 / リジェさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
往復1kmほどで、1時間あれば往復できる。
その割に高度感があって登った感があるのがいい。
大部港
14:31
帰りは15:00の船。
急いで大部港へ戻る。
帰りは元一等客室だった3階の客室で一人ゆったり。
年末で正月仕様になっていた。
14:59
出航。
次は桜の時期に行きたいと思う。