久しぶりの更新になります。😅
ここはYAHOO!地図だと現役の隧道のように描かれていて、ネット上の記事でも存在は知っていましたが、いつでも行けるので逆にいつまでも行ってなかった場所です。
隧道の場所
霧ヶ峰隧道は以下の場所にあります。
まずは地理院地図の大まかな位置。
霧ヶ峰隧道は一般的に知られている観光地の霧ヶ峰高原からは離れた場所にあり、霧ヶ峰に行くための道というわけでもありません。
林道にある隧道であり、名前が載っている地図や書籍をまだ見たことがないので、一般の人がその名前を目にすることはまずありません。
地理院地図を拡大していくと、隧道の位置は途切れていますが、何かありそうなことは分かります。(赤い線は追加)
こちらはYahoo!地図の拡大。
こちらはトンネルとして描かれていますが、位置が微妙に違います。
地理院地図の方が、道の形や位置は正しそうです。
北東側坑口までの道
今回は県道424号線を茅野市側(地図上右側)から来ました。
まずは上の写真の位置から林道に入ります。
林道は中沢線と言うようです。
(トンボは狙って撮ったわけではありません。)
林道はダートですが、よく踏み固まっていて走りやすいです。
隧道の北東側坑口まではよっぽど車高が低くない限り、たいていの車は行けそうです。
ちなみに自分は自転車です。🚲
何か見えてきました。
林道に入ってから1kmほどでこの分岐に到着します。自転車でも10分もかかりません。
轍は左側に進んでいて登っていきます。右側は轍がありませんが平坦な道で山に突き当たる道に見えます。
当然お目当てのものは右側ですね。➡
隧道手前で直角に曲がります。
道は整備されているのか、きれいな状態です。
北東側坑口
キタ!
「危険 立入禁止」
分かっていましたが塞がれています。
封鎖は鉄パイプ+有刺鉄線+丸太ですが、右側は自然の木が迫ってきてます。
扁額はありません。
コンクリート製の坑門ですが、要石を模したものがあり凝った作りになっています。
林道の隧道でここまでやるということはこれがそれなりに重要な隧道であったはずです。
ピラスターもあります。
中は真っ暗。
ライトを持ってくるのを忘れたのでカメラの感度を上げて撮影。
分かっていましたが、すぐに閉塞してました。
坑門付近はコンクリートで巻き立てらていますが、隧道内全域が巻き立てらているわけではないようなので、コンクリートが切れているところから崩れていると思われます。
このあと反対側へ向かいますが、今回はここまで。
後編に続く。